素晴らしい?「風水山道」の世界 その3 明澄透派子平−2

これが問題の命式か。

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 (命式)乾造T氏

 癸戊壬丁
 亥午子巳

 強弱:水=二干一支令・強 土=一干0支・平 火木金=0干一支・弱
 格局:従財格
 体神:癸  用神:戊
 喜神:金水木  忌神:火土
   
 格局は従財格と判断します。
 丁の印に根があるために従しないと考える人もいるようですが、
 年月の丁壬は、干合して縛り合い、力がありません。
 明澄透派の子平では、年月の干合があっても月令を得ず、化さない場合のことを「無作用干合」と呼んでいます。
 しかし、別に明澄透派でなくとも、日干との化さない干合を「貼身」と言って、干が縛られることはご存知のはずです。どうして年月の干合では、全く縛られないと言うのでしょうか。

 もし、レイモンド・ローさんが「従財格になるかもしれない」と考えたとすれば、干合を考慮しておられるのではないでしょうか。レイモンド・ローさんは、私どものような門派の子平を学ばれたのではなく、学問的に風水や子平を学ばれたのだと思いますが、そこは世界的に認められる研究家、いや実践家です。年月の干合も干が縛られることを経験的に察知しておられるのかも知れません。本当のところは、ご本人に聞いてみないと分かりませんが、私としては妥当な推理と思います。

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こんなの流派によって違うに決まってるだろ。

それにしても、レイモンド・ローが無作用干合を取るかもしれない、ということだな。