張明澄記念館11 六壬風水その2

次は六壬の墓相の話。

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六壬陰宅」(墓相)の決め手は「仙命」つまり埋葬される人の「生年干支」を日干支の代りに使います。納骨堂や共同墓地では困るかと思うかもしれませんが、「陰宅」の作用は埋葬された人の実子、孫、曾孫までの三代の人々にしか効果がありません。つまり「仙命」と「門向」「碑向」の組み合わせによってできる「六壬陰宅」の「課式」が総合計点でプラスになっていればこの墓は吉相墓であり、共同墓地でも問題ありません。ただし「陰宅」の場合は「外家巒頭」(地理)に加えて「本家巒頭」つまり石碑自体の「巒頭」の良し悪しが大きなウエイトを占めるものであり、「理気」だけでどうにかなることはありません。

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やはり、理気だけでは風水にならないんだな。
しかし、「外家巒頭」と「本家巒頭」なんて聞いたことがなかったな。