張明澄記念館⑧ 奇門遁甲その3 奇門風水

次は奇門風水について

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「奇門風水」は、特に「外家巒頭」(地理)の見方に優れており、まさに「地式」の真骨頂を示すものと言うべきです。逆に、「風水」の「巒頭」から「奇門遁甲」が出来たというのが張耀文先生の見解です。現に、『明澄透派・風水大法』は、「星平会海」の理論で書かれた家伝書ですが、その『巒頭篇』は「奇門風水」の「格局」によって説明されています。つまり「風水」の「巒頭」(外家)とは「地理」そのものであり、人間にとっての「地利」を決定する要因と言えます。 それに較べますと「奇門風水」の「理気」はやや頼りなく、「巒頭」に「格局」ができてしまえば、もう「理気」ではそれを覆すことはできません。これは「陽宅遁甲」つまり「家相盤」だけでなく、「坐山盤」で土を動かす場合、つまり「奇門遁甲造作法」を実行する際にも確実に制約となるものです。

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奇門遁甲は地式だから、巒頭の地理で決められたことには逆らえないって訳か。
造作法も巒頭が悪いところでやっても無駄ということか。
それで効果が出ないのか。